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集会
pp.47-48
発行日 1951年1月20日
Published Date 1951/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200760
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第190回東京整形外科集談会昭和25.10.28
1)所謂進行性多発性化骨性筋炎の1例
東京医大整形外科 池田 靜哉
初診当時(昭24.8)9歳の女兒で,4歳頃から項部に初発し,極めて除々に進行.初診時両側性筋性剽頸と思われる症状を呈し,斜頸と診断手術した処が,頸部並びに腰部に爆発的増悪を示し,その後,試驗的切除切片の組織檢査で,後藤教授の進行性化骨性筋膜増殖症と全く同樣所見を認めた1例を報告した.本症に合併として最も多い手足の拇指矯小と,両手拇指指関節強直,第1,2頸椎椎体癒合,第3以下頸椎後部脊椎骨癒合症を認めた.
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