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編集後記
田椽 修治
pp.172
発行日 1964年2月1日
Published Date 1964/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406201613
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年頭の編集会議を終えて,委員の一人として感じることは,今年度,いかにして本誌のいつそうの充実をはかるかということである。本誌の投稿原稿もこの数年増加の傾向にあるが,ただ数だけではなく,その内容が一般に向上していることも編集委員一同の認めるところである。今年度はこのなかから,世界の研究水準をぬくすぐれた発表がいくつか現われることが期待される。
すぐれた論文を受理して,編集にあたるわれおれの責任は,これをいかにして早い時期に雑誌に掲載するかということである。論文を書きあげるまでの心がまえや努力は別として,いつたん投稿した以上は一日も早く活字にしたいというのは人情であり,また新らしい業蹟のプライオリティにも関係することでもある。
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