書評
—小椋 力 著—沖縄の精神医療
西園 昌久
1
1心理社会的精神医学研究所
pp.268
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405205139
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沖縄は日本人の良心を問うている。それが本土復帰直前とその後の若干でも沖縄の精神医療を垣間見た評者の実感である。
著者は戦禍が残り,本土復帰後の社会変動の激しい中で誕生した琉球大学医学部の精神科初代教授として赴任し,沖縄の精神医療の改善向上に尽力し,退任後の今もそれを続けている人である。
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