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短報
Familial Restless Legs Syndromeの1家系
A Study on Four Generations of Familial Restless Legs Syndrome
柳澤 延憲
1,2
,
加藤 隆
1
Nobukazu Yanagisawa
1,2
,
Takashi Kato
1
1北海道立向陽ケ丘病院
2岩見沢市立総合病院精神科
1Hokkaido Prefectural Koyogaoka Hospital
2Department of Neuropsychiatry, Iwamizawa Municipal General Hospital
pp.1009-1011
発行日 1987年9月15日
Published Date 1987/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405204393
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I.はじめに
Restless Legs Syndrome(以下RLS)は,就床時主に下腿に不快な異常感覚が出現し,睡眠障害を来すことで知られている。Ekbomによる命名5)以来広く注目され,遺伝負因に関する研究もされているが,本邦での家族発症に関する報告はほとんどされてきていない。
今回当科において4世代にわたる家系中9名がRLSを呈する家族発症例を経験したため,症候論を中心に報告するとともに,RLSが高頻度にnocturnal myoclonus(以下NM)を合併するという見地から若干の考察を加える。
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