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編集後記
山野 泰穂
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1秋田赤十字病院消化器病センター
pp.1806-1807
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200516
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近年,大腸癌の前駆病変として注目されている大腸鋸歯状病変に関してはさまざまな問題が内在している.本号の特集では「大腸鋸歯状病変の取り扱い」と題して,これらの問題点に焦点をあてることを企画のねらいとした.
まずは「序説」にて菅井は大腸鋸歯状病変の現状と,臨床および病理上の問題点を明確にし,分子異常も踏まえた病理組織学的なGrade分類の必要性,新マーカーであるANNEXIN A10の意義,MSS型大腸癌へのアプローチなど,これらの検討には臨床医と病理医(さらには分子生物学者)との密接な連携が必要であるとした.
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