今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
気管支喘息
抗アレルギー薬の分類と使い分け
平松 哲夫
1
,
松本 修一
2
,
吉田 光伸
2
,
伊藤 光
3
1小牧市民病院アレルギー科
2小牧市民病院呼吸器科
3小牧市民病院薬剤部
pp.30-33
発行日 2002年1月10日
Published Date 2002/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908515
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
▶あくまで喘息治療の中心は吸入ステロイド薬であるが,併用することで効果が期待できる症例がある.
▶抗アレルギー薬は長期管理薬として使用されるべきであり,発作時の症状改善薬としての効果はほとんど期待できない(救急室で使用する機会ははいと考えてよい).
▶抗アレルギー薬のなかでは,ロイコトリエン拮抗薬が喘息の治療において,現在,最も期待されている.
▶一定の期間使用し効果が上がらないものに対しては,漫然と投薬の継続をしない.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.