Japanese
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特集① アレルギー用薬の上手な使い方
≪作用機序と使用上の留意点≫
点鼻抗アレルギー薬
Effects and pitfalls of topical sprays on treatment of allergic rhinitis
岡野 光博
1
Mitsuhiro Okano
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学
pp.218-221
発行日 2014年3月20日
Published Date 2014/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102754
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POINT
●点鼻のアレルギー用薬には,ステロイド薬,血管収縮薬,抗ヒスタミン薬およびケミカルメディエータ遊離抑制薬がある。
●有効性と安全性を上げるための点鼻指導が重要である。
●鼻噴霧用ステロイド薬は花粉症の初期治療にも有効である。
●点鼻血管収縮薬はリバウンド現象や薬物性鼻炎の誘発に注意し,必要最小限の使用に留める。
●鼻噴霧用抗ヒスタミン薬やケミカルメディエータ遊離抑制薬は頻回の点鼻が必要である。
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