今月の主題 症例から学ぶ水電解質・酸塩基平衡異常
座談会
私ならこうアプローチする—ベッドサイドでみる水電解質異常
今井 裕一
1
,
須藤 博
2
,
竹中 優
3
,
内田 俊也
4
1秋田大学医学部第3内科
2東海大学医学部腎代謝内科
3大阪大学大学院病態情報内科
4帝京大学医学部内科
pp.993-1004
発行日 2000年6月10日
Published Date 2000/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907515
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内田(司会) 本日は,「水電解質異常に遭遇したとき,ベッドサイドでどのようにアプローチして解決するか」について,現在ご活躍中の先生方にお話しいただきたいと思います.
水電解質異常は古くて新しいテーマで,学問的な進歩としては分子生物学的知識を駆使するようになりましたが,臨床的にはそれほど大きな変化はありません.にもかかわらず,水電解質異常を得意とする先生方はかなり少ないのが現状だと思います.そこで,本日は「どうすれば隠れていた病態が明らかになってくるか」という点を若い先生方に教える気持ちで,ディスカッションしていただきたいと思います.
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