連載 主治医の介入でこれだけ変わる! 内科疾患のリハビリテーション・5
疾患別リハビリ・運動療法の実際
急性冠症候群
上月 正博
1,2
1東北大学病院 リハビリテーション部
2東北大学大学院医学系研究科 機能医科学講座 内部障害学分野
pp.180-187
発行日 2022年1月10日
Published Date 2022/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228030
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心筋梗塞の多くは狭窄度50%未満の血管の不安定プラークが破綻することで発生するため,血管における侵襲的治療を重視してきた医師の反省,すなわち,血管病の予後の改善が侵襲的治療のみでは達成できないという多くの多施設試験結果から,運動療法の効果が再認識されている.今回は心臓リハビリテーション(以下,リハビリ)の一環として,虚血性心疾患のリハビリについて解説する.
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