画像診断と臨床
肝疾患(3)
能勢 俊一
1
,
多田 信平
2
,
川上 憲司
2
Shun-ichi NOSE
1
,
Shinpei TADA
2
,
Kenji KAWAKAMI
2
1東京慈恵会医科大学・第3内科
2東京慈恵会医科大学・放射線科
pp.525-530
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217095
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症例1
患者 T. N. 35歳 女性
現病歴 Bence-Jones蛋白κ-typeの多発性骨髄腫.昭和40年頃の発症.49年に第XI胸椎圧迫骨折,また胸椎のtumorを手術した後,脊髄損傷にて,以後下半身麻痺.内科的に当初メルファランおよびプレドニゾロンにて治療を行ったところ,出血性膀胱炎を起こしたため以後サイクロフォスファマイド,プレドニゾロンにて治療.最近,胸壁帯状痛が出現したため胸部のCTスキャンを施行した.
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