腹部単純写真の読み方
撮り方と読み方の基本
平松 慶博
1
,
甲田 英一
2
Yoshihiro HIRAMATSU
1
,
Eiichi KOHDA
2
1筑波大学・臨床医学系放射線医学
2慶応義塾大学医学部・放射線診断部
pp.125-131
発行日 1981年1月10日
Published Date 1981/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217012
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
連載にあたって
腹部単純写真は,近年,CTの出現や血管造影法などの進歩でX線解剖がより詳細になったことにより,その意義が見直されてきている.そこで本欄では,X線検査としては最も簡単なものでありながら,1枚の写真がもたらす情報をなかなか生かしきれていない実状に鑑み,腹部単純写真の読影の実際とコツを,対談形式でわかりやすく解説していただく.
今後の連載予定は以下の通り.
2.石灰化
3.腹腔内遊離ガス
4.閉塞(イレウス)
5.腹腔内液体貯留
6.外傷
7.虫垂炎
8.急性膵炎
9.腹部血管病変
10〜12.小児の腹部病変
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.