この症例をどう診断する?・24
討議
金上 晴夫
1
,
本間 光夫
2
,
大貫 寿衛
3
,
田崎 義昭
4
,
和田 敬
5
,
島野 毅八郎
6
1国立がんセンター・呼吸器科
2慶大・内科
3済生会中央病院・内科
4東邦大・内科
5国際親善病院
6国立相模原病院・内科
pp.1659-1663
発行日 1967年11月10日
Published Date 1967/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202006
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第一に心臓病,第二に心不全か らきた肝臓病?
和田 これは動悸,息ぎれというようなことを主体にしておる症例ですので,金上先生にご解説願いましよう。
金上 まず既往症からいいますと,25歳のときにリウマチにかかり,40歳を過ぎてから,数回うつ血性の心不全があつた。現在52歳であるということからいうと,とにかく今度の病気のほかに,心臓の病気があるんだということが,まず一つ考えられる。
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