今月の主題 浮腫をどう診るか
さまざまな臨床各分野における浮腫
腎疾患からくる浮腫をどう診るか
須藤 博
1
1大船中央病院内科
pp.1977-1980
発行日 2008年11月10日
Published Date 2008/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103588
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
ポイント
●浮腫は組織間液の過剰で,その主な病態はNa再吸収の亢進(排泄障害)である.
●診察上明らかな全身性浮腫では,体重は4~5kg増加している.
●尿沈渣異常は,ネフローゼ型,腎炎型,慢性腎不全型の3パターンで考える.
●pit recovery time(PRT)はベッドサイドで浮腫の鑑別に有用である.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.