今月の主題 認知症のプライマリケア
座談会
認知症の実地診療における諸問題―誰が,どこで,どこまで診るべきか
宇高 不可思
1
,
松田 実
2
,
藤田 拓司
3
,
繁信 和恵
4
1(財)住友病院神経内科
2滋賀県立成人病センター老年神経内科
3大阪北ホームケアクリニック
4(財)浅香山病院精神科
pp.1162-1174
発行日 2007年6月10日
Published Date 2007/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102798
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急速な高齢化に伴い,認知症の診療・介護が社会的問題となっている.特に,アルツハイマー型認知症は原因がいまだ解明されず,ゆっくりと着実に病状が進行することから,長期にわたり患者のみならず家族の介護負担も大きい.
本座談会は,一般医が診る機会が今後増えると思われる認知症-特にアルツハイマー型認知症の重症度に応じた患者・家族への対応および今後の展望について,日々認知症診療に携わっている先生方にお話しいただいた.
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