今月の主題 内科医と虚血性心疾患
非観血的検査からどこまでわかるか?
心エコー図からどこまでわかるか?
芳谷 英俊
1
,
赤阪 隆史
1
1川崎医科大学循環器内科
pp.33-38
発行日 2003年1月10日
Published Date 2003/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102469
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ポイント
・虚血性心疾患の診断には,心エコー図検査は有用な検査法であり,必須の検査である.
・急性心筋梗塞症例では,左室壁運動異常の評価だけでなく,合併症の有無も必ず評価する必要がある.
・狭心症を診断するには,運動負荷心エコー図法やドブタミン負荷心エコー図法が有用である.
・超音波装置の進歩により,経胸壁から冠動脈血流速度も測定可能になっている.
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