特集 臨床研修コアスキル
救急医療
緊急を要する症状・病態への対応
急性冠症候群
樫田 光夫
1
1国立国際医療センター循環器科
pp.569-571
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102435
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達成目標
・急性期の症状から急性冠症候群を疑い,迅速な初期診断とプレホスピタルケアが行え,速やかにCCUへの移送ができる.
・ステント植え込み術を中心とした冠動脈インターベンション療法の適応と意義を理解する.
・心原性ショック,心破裂,心室中隔穿孔,再灌流不整脈などの重篤な合併症を理解したうえで,重症度に基づいた治療方針を立案する.
・生活習慣病としての急性冠症候群の位置付けを理解し,二次予防の対策を立て生活指導を行う.
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