今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル
内科医が起こしうる皮膚疾患
コレステロール塞栓症
藤井 秀孝
1
1大和高田市立病院皮膚科
pp.1008-1010
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102093
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ポイント
・本症のほぼ全例に動脈硬化性疾患の合併が認められ,本症はこれらの動脈硬化性疾患の病態形成・進展に深く関与すると考えられる.
・血管内操作・血管造影や抗凝固・血栓溶解療法が誘因あるいは増悪因子となる.
・皮膚症状,腎症状,末梢血の好酸球増加が本症を診断する手掛かりとなる.
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