今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ
降圧目標を達成するための降圧薬処方
【降圧薬の上手な使い方】
一次選択薬使用のノウハウ―α1遮断薬による降圧療法の特徴
髙橋 伯夫
1,2
1関西医科大学臨床検査医学講座
2関西医科大学附属病院循環器科
pp.64-66
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100666
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ポイント
強力な血管拡張作用から急性心不全の心機能を改善するが,長期的には心不全を増悪する.
反射性交感神経活動亢進がなく,頻脈をきたさないので,早朝高血圧のコントロールに有用である.
インスリン抵抗性を改善し,脂質代謝も改善する.
血小板凝集抑制作用がある.
尿路抵抗を低下させ尿流量を増大させる.
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