今月の主題 これだけは知っておきたい呼吸器薬の使い方
気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療のポイント
抗アレルギー薬・抗喘息薬―Q“抗アレルギー薬は多種類ありますが,どのように使い分けるのでしょうか?”
駒瀬 裕子
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院呼吸器内科
pp.1768-1770
発行日 2005年10月10日
Published Date 2005/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100313
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ポイント
抗アレルギー薬は作用によって5つに分けられる(表1参照).
そのなかでロイコトリエン拮抗薬がエビデンスが多く,吸入ステロイド薬減量作用も明らかである.
患者の病態に応じて使い分けることが必要であるが,いずれの抗アレルギー薬にもレスポンダー,ノンレスポンダーがいるため,効果判定までの時期を考慮し,有効な症例に適正に使用することが重要である.
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