連載 市町村保健活動と保健婦
<座談会>健康福祉の町づくりにおける保健婦の活動—兵庫県五色町・6—ネットワーク化の課題
新家 昌子
1
,
高田 利子
2
,
小川 みどり
2
,
吉田 朝美
2
,
森 香苗
2
,
坂口 真智子
3
,
北川 公美
4
,
松浦 尊麿
5
1五色町健康福祉総合センター地域福祉係
2五色町健康福祉総合センター保健指導係
3国保五色診療所
4国保鮎原診療所
5五色町健康福祉総合センター
pp.877-881
発行日 1996年12月15日
Published Date 1996/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901610
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ボランティアとのネットワーク化
松浦 われわれの町では社会福祉協議会中心のいろいろなボランティアやインフォーマルなネットワーク,それとわれわれの機関での保健・医療・福祉のスタッフが連携したネットワークという2つの形がありますが,ボランティアや地域社会で支え合う活動が育ってこなければ,地域の福祉は公的なサービスだけでは限界があります(図1).
そこで,この総合センターには民間組織との意思疎通も図りながら一緒にやっていこうという意味で,社会福祉協議会の事務局が入っていますが,その連携はうまくいっていますか.もちろん,社協自身の内部的問題もあるでしょうが.
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