日本列島
子宮がん検診の長期展望について—京都府医師会
山本 繁
1
1京都府衛生部保健予防課
pp.656
発行日 1978年10月15日
Published Date 1978/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205696
- 有料閲覧
- 文献概要
京都府医師会は,会長の諮問機関である「子宮がん検診委員会」の答申を受けて,昭和53年の初め,京都府下における子宮がん検診の長期展望を発表した.
これによると,京部府医師会は,京都府および京都市をはじめとする市町村との共同事業として,昭和44年以来現在まで,府下全域において,延べ約40万人の婦人を検診し,その結果700人余の子宮がん患者を,さらにその他の治療を要する婦人科疾患患者延べ約6万人を発見し,指導してきたが,事業開始10周年を迎えようとしている現在,地域に密着した公衆衛生活動として,一層の発展をはかるうえから,長期展望を策定したといわれている.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.