日本列島
三混ワクチン禍の波紋—岐阜県
鈴木 大輔
pp.255
発行日 1975年4月15日
Published Date 1975/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204995
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昭和49年12月23日,岐阜県某町で三混ワクチン接種を受けた生後1年目の女児が,接種後数時間して発熱,全身けいれん,意識不明等の急性脳症様の症状を呈し,6時間余り入院加療するも特発性肺出血による呼吸困難で死亡するという事故が起きた。
この事故を重くみた岐阜県医師会は,予防接種対策委員会,常務理事会を緊急に開き,当分の間百日せき予防接種を見合せるよう決定した.
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