特集 AMHTS(自動化多項目検診)
日本のAMHTSの現況と将来
河合 正武
1
1東京芝浦電気勤労部安全保健センター
pp.582-588
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204913
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健康管理の実施に当っては,まず,健康診断を行ない,個体の健康度を把握し,程度に応じて,適切なる処置(要治療,要観察,勤務制限など)を実施すると共に,更に,定期的に健康診断を行なって,長期に亘りフォローし健康度を観察することが常道となっている.
個人を対象としたものに,人間ドックがある.これは,主として成人病の早期発見を目的とした総合健診で,今から20年前にわが国において開発されたものである.この間に広く普及し大きな成果をあげている.国民の間にも,その有効性が高く評価され,現在,押すな押すなの盛況である.
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