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「公衆衛生」(28巻・8号)とともに考える
遠
pp.502
発行日 1964年9月15日
Published Date 1964/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202883
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「公衆衛生」第28巻第8号(前号)は読者に実にさまざまな反応を強いたようである。とにかく,そこには一の刷新があり,模索がある。「学と実践との架橋的役割」を果してゆく意識的な足どりは,まだ不確かながら踏み出された。あとは,広く本誌を愛して下さる読者からの叱正と鞭撻を力に,親しみやすい誌面をうみ出してゆくことだと考えている。どうか,忌憚ない助言を寄せていただきたい。
ただ,編集技術的な刷新にとどまらず,第8号は多くの,注目すべき内容を備えていたと思う。この「論叢」欄を利用して,意見交換を必要とする問題は決して一,二にとどまらないだろう。おせっかいなようだが,誌面をかりて,次のような点に読者の寄書を望む。
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