原著
眼底所見を主とする高血圧集団検診方式の研究(第5報)—集団検診に適した眼底検査方式の研究(その2)
新井 宏朋
1
,
川上 秀一
1
,
浦屋 経宇
1
,
湊 正
1
,
水野 武昭
1
1千葉大学医学部公衆衛生学教室
pp.57-59
発行日 1961年1月15日
Published Date 1961/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202370
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著者らは既に高血圧,血管硬化の眼底所見のスクリーニング方式として「散瞳した片方の眼だけを検査する方式」と「両眼の異常交叉現象のみ目標としてスクリーニングする方式」が検査速度も早く,検査手技も比較的やさしく集団検診に適している事を報告した1)。
今回は「散瞳した片眼だけを検査する方式」を更にすすめて,検査しなければならない眼底の領域をもつとせまくしうるかについて検討した。
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