増大号 超実践! 病理で迫るがんゲノム医療—検査から治療まで
6章 これからがんゲノム医療を学ぶ人のために
—関連資格の種類と取得・更新方法—認定臨床染色体遺伝子検査師(遺伝子分野)
中村 信之
1
1国立がん研究センター東病院臨床検査部
キーワード:
認定臨床染色体遺伝子検査師
,
認定試験
,
試験対策
Keyword:
認定臨床染色体遺伝子検査師
,
認定試験
,
試験対策
pp.1200-1201
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690101200
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はじめに—資格の内容
認定臨床染色体遺伝子検査師(以下,認定師)制度は,2007年に日本臨床衛生検査技師会(以下,日臨技)と日本染色体遺伝子検査学会(以下,学会)との合同で発足した.日臨技会員および学会員ともに受験機会が与えられており,受験資格はそれぞれの会で規定されている.本認定師は,染色体分野と遺伝子分野に分かれているのが特徴である.本認定師制度の目的は以下のように規定されている.
1.専門知識および高度な技術に対応できる検査資格者を育成する.
2.染色体遺伝子検査の発展と普及を促進し染色体遺伝子検査の精度保証をする.
3.医療の安全と患者の安心を守り国民医療の向上に寄与する.
なお,本認定師の最新情報は日臨技ウェブサイトの日臨技認定センター資格情報(https://www.jamt.or.jp/studysession/center/system03/)で確認できる.
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