座談会シリーズ—究極のリカバリーショット
上部消化管編 十二指腸断端リーク
比企 直樹
1
,
樋口 格
1
,
木下 敬弘
2
,
布部 創也
3
1北里大学上部消化管外科学
2国立がん研究センター東病院胃外科
3がん研有明病院胃外科
pp.173-183
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570810020173
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Introduction
比企 今回のテーマは十二指腸断端リークです.前回取り上げた膵液漏よりさらに重篤で,致命率の高い合併症の1つと言えます.膵液単独でも消化力は強いですが,十二指腸液は胆汁と膵液が混ざることで最大の消化力を持ちます.そのため,十二指腸断端リークでは強力な消化液が腹腔内へ逸脱し,敗血症や腹腔内出血を引き起こしうるきわめて危険な状態となります.本日は,実際の症例を通して,その予防と発症時のリカバリーについてディスカッションしていきたいと思います.
それでは樋口先生,症例提示をお願いいたします.

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