特集 公衆衛生における国際保健
気候変動時代の国際保健—新たな課題と展望
橋爪 真弘
1
,
杉野 吉治
2
1東京大学大学院医学系研究科 国際保健学専攻 国際保健政策学
2株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング 保健医療・社会保障部
キーワード:
気候変動
,
SDGs
,
パリ協定
,
COP28
,
プラネタリーヘルス
Keyword:
気候変動
,
SDGs
,
パリ協定
,
COP28
,
プラネタリーヘルス
pp.92-107
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870900020092
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ポイント
◆気候変動は暑熱関連疾患・感染症・栄養不良などのリスク増加を通じて健康格差を拡大させ、国際保健の主要課題として位置付けられている。
◆UNFCCC、WHO等の国際的枠組みの下で、健康を中心に据えた気候ガバナンスが強化され、適応・緩和を統合した制度的対応が進展している。
◆環境と人類の共生を前提とするプラネタリーヘルスの視点から、脱炭素化や持続可能な医療提供体制の再構築を含む国際保健の概念的転換が進みつつある。

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