--------------------
あとがき・次号予告
横田 浩充
pp.570
発行日 2025年5月1日
Published Date 2025/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530050570
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
“一日一生”.若い頃は気にしてなかった言葉です.当時は日々の重要性を認識することもなく過ごしておりました.年齢を重ねた現在,「日々の過ごしを大切にする」といった言い訳で同世代の友人たちとの会合,旅行回数が増えています.仕事が中心であったこれまでにおいて,出張ではなく旅行となると視野が広がり驚くばかりです.インバウンド需要で,国内の代表的な観光地は急激に海外の旅行者が増加し,大盛況で困惑しています.冬のスポーツ,20年振りに復活させたスキーを楽しんでいますが,こちらも海外の方がかなり多く,驚いています.近場の越後湯沢,軽井沢のスキー場は東南アジアの方が中心ですが,北海道・富良野スキー場はオーストラリア人や欧米人が多く,平日にもかかわらず大盛況.ゴンドラ・ロープウェイは40分待ち(リフト待ちはほとんどありません)の状態でした.一方,旭山動物園は,欧米人はおらず邦人も少なく9割は中国旅行者で大混雑といった状況でした.日々の過ごしを重視する意味では記憶→記録が重要で,スマホで動画,写真を記録し,後から振り返りをしています.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.