特集 これで解決! 臨床化学検査のピットフォール
(CHAPTER 03)検査工程(analytical phase)のピットフォール
(SECTION 03)投与薬剤 3)知っておきたい,測定結果に影響する薬剤 (4)クレアチニン(カテコールアミン系薬剤)
山本 裕之
1
,
坂井 貴光
1
,
山田 幸司
1
,
稲葉 亨
2
1京都府立医科大学附属病院 医療技術部 臨床検査技術課
2京都府立医科大学 感染制御・検査医学
pp.1440-1441
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/mt53131440
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臨床的意義と生成機序
クレアチニンはクレアチンの代謝産物であり,糸球体で濾過されその大半が尿中に排泄されるため,腎臓の濾過・血流の評価指標として19世紀末から測定されてきた.
近年では院内感染拡大などの懸念から,蓄尿検査によるクレアチニンクリアランスを廃止し,これに代えて推算腎糸球体濾過量(estimated glomerular filtration rate;eGFR)を使用する施設が増加している.また,随時尿ではクレアチニン排泄量が1日約1gであることから,1回尿から1日量を求めるクレアチニン補正を行い,臨床側に報告している施設が増加している.
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