誌説
CT検査と同意書作成
間島 直彦
1
1愛媛大学大学院地域医療再生学教授
pp.1356-1356
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_1356
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私が医師になったころのCT検査は,1症例あたりの撮影時間が長く,少しの症例しか撮影できないため放射線技師に頭を下げてお願いしていたことを思い出します.現在では,短時間で広範囲撮影ができ,スライス厚が薄くなることで詳細な画質が得られ,multi planar reconstruction(MPR)や三次元表示も可能です.画像ソフトや手術支援システムなども発展して手術例には不可欠な検査となり,またCT撮影による新しい疾患概念や分類,術後評価なども報告されています.
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