特集 子どもの運動器障害――学校検診から日常診療まで
編集にあたって
遠藤 直人
1
1新潟大学整形外科教授
pp.501-501
発行日 2019年5月10日
Published Date 2019/5/10
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_501
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- 文献概要
次世代を担う子どもを丈夫に健全に育成することは,家庭においても地域においても重要であり,社会としても最も重要なことの一つであると思います.なかでも子どもの四肢,脊椎・脊髄,筋肉,腱,靱帯をはじめとする運動器の障害では,日々の歩行や立ちすわり,移動や日常生活動作が不自由になるとともに,スポーツ活動も十分には行うことができなくなります.子どもが心身ともに健全に成長・発達できるように環境を整え,手助けをしていくことが望まれます.その意味で検診による早期発見と介入への手順,さらに小児診療の充実は重要です.
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