CASE OF THE MONTH
Case of November
浮洲 龍太郎
1
,
井上 優介
1
1北里大学医学部放射線科学(画像診断学)
pp.1397-1397
発行日 2017年10月25日
Published Date 2017/10/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000164
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70歳台,女性. 主訴:右頬部腫瘤. 現病歴:2か月前にデイサービスの職員が右頬部腫瘤に気づく.近医を受診し,精査目的に当院耳鼻咽喉科へ紹介された. 既往歴:21年前より高血圧,15年前より糖尿病,6年前より認知症にて他院で治療中である. 理学的所見:右頬部に弾性硬の腫瘤を触知する.自発痛,圧痛はない.頸部リンパ節を触知しない. 受診時の主な血液検査所見:赤血球395×104/μl,Hb 12.3g/dl,白血球3200/μl,CRP<0.03mg/dl. 頭頸部のMRIのT1強調像,T2強調像,造影T1強調像,造影後脂肪抑制T1強調冠状断像(図1)を示す.最も考えられる診断は何か?
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