JARM NEWS【REPORT】
第13回 国際リハビリテーション医学会世界会議—ISPRM 2019/日本整形外科学会学術総会
木下 翔司
1
,
金谷 裕司
2,3
1東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科
2自治医科大学大学院医学研究科整形外科学講座
3新上三川病院整形外科
pp.957-958
発行日 2019年11月18日
Published Date 2019/11/18
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- 文献概要
2019年6月9日(日)〜13日(木)の5日間,第13回国際リハビリテーション医学会世界会議(ISPRM 2019)が,才藤栄一会長(藤田医科大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座 教授)のもと神戸ポートピアホテル・国際会議場・国際展示場において開催された.本国際会議は第56回日本リハビリテーション医学会学術集会との同時開催であった.
この度の学会テーマは「Rehabilitation as the Cutting Edge of Medicine—最先端医学としてのリハビリテーション医学—」であった.テーマの通りKeynote/Special lectureにおいてはロボット訓練,再生医療,脳刺激治療などの最先端医療の講演がなされた.特に,本年5月にLancetに掲載されたRATULS trial(ロボット上肢訓練のRCT)の著者であるHelen Rodgers教授およびHermano Igo Krebs教授の講演に感銘を受けた.論文で拝見したことがある各国の著名な研究者の講演を日本にいながら実際に聴くことができ,本邦でこのような国際学会が開催されたことを幸せに感じた.
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