話題
国際神経化学会議
辻 崇一
1
Shuichi Tsuji
1
1東京大学医学部第2生化学教室
pp.688-689
発行日 1989年12月15日
Published Date 1989/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905409
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第12回国際神経化学会は,ポルトガルのアルガルブにあるアルファ・マーホテルの会議場で,4月23日から28日まで6日間に渡って開かれた。アルガルブはポルトガルの南端に位置し風光明媚な所である。
出発前日の深夜までかかって仕上げたポスター,スライドをバッグに詰め込み,飛行機を乗継いで,ロンドン,リスボンを経由してようやく会場にたどり着いた。そこは,強烈な光線が紺碧の青い空から容赦なく降り注ぎ,家屋の白い壁,原色の花ばなや赤い土が目に眩しい所であった。目を南に転じれば,青い海が広がり,時たま気紛れに雨が降るものの,大気は概ね乾いており居心地の良い所であった。
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