Editorial
新概念やキーワードのアップデートを!
片岡 仁美
1
,
大塚 勇輝
2
1京都大学 医学教育・国際化推進センター
2岡山大学病院 総合内科・総合診療科
pp.121
発行日 2025年2月15日
Published Date 2025/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510350020121
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学生時代、各科を回るたびに飛び交う略語やタームがわからず、カンファレンスや回診で目を白黒させた覚えがある。今、医学教育を本務として学生に接すると、時代は変わっても、今の学生も同じように感じていることに驚く。この情報過多の時代にあっても、専門用語はハードルが高いということだろう。
総合診療領域は広い守備範囲が特徴であるが、全部の領域の最先端を常にアップデートすることは、決して容易ではない。しかし、診断や治療を一変させるような新概念やキーワードは、その分野の専門医でなくともぜひ知っておきたい。
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