書評
『ケアする人のためのプロジェクトデザイン—地域で「何かしたい!」と思ったら読む本』|まちに飛び出すお供にいかが?
守本 陽一
1
1一般社団法人ケアと暮らしの編集社
pp.399
発行日 2022年9月15日
Published Date 2022/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201898
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今、ケアする人が街に飛び出し始めている。映画の上映会を行ったり、屋台を引いて食べ物や飲み物を売ったり、書籍などのシェアスペースを作ったりと、多様な活動が行われている。
こうした背景には、病院や施設、役所など、医療者が職場にいても、解決し得ない課題があるからという理由が挙げられる。病気になる前の予防、病気になった後の生活支援の充実は、職場にいながらできるものではない。
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