連載 つなぐ―親子2代・2
和菓子
本澤 龍一
1
,
本澤 宏幸
1
1和菓子処「龍月」
pp.107
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100019
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- 文献概要
瓦と土蔵の懐かしい街並みの川越には,江戸時代からつづく商店が多い。街並みから氷川神社に向かう途中,市役所の先に店舗をかまえる和菓子処「龍月」は,かつて菓子屋横丁で営業していた「サイタマヤ」6代目から分家した先代が昭和になって創業した。龍一さんは2代目,宏幸さんは3代目となる。
季刊誌『うさぎと暮らす』にも紹介された「兎玉」のほっくりとした味わい。金柑を包み込んだ「柑菓」。父子が丹念に焼き上げるカステラも,ここでなくては得られない一品と,お祝いごとの際に重宝され,評判は口コミで広がっていく。
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