今月におくる言葉
夕餉
pp.13
発行日 1955年6月10日
Published Date 1955/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200960
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こんな気持で,毎日の家庭の御料理が出来たら,どんなにそれは幸せなことであろう.そして,又,どんなに日々豊かな思いにみたされ,よき業にいそしむ力を与えられることであろう.働くことのたのしみ,なすべき業のある幸せは,それがどんな形のものであり,どんな小さな姿のものであつても,愛とまごころをもつてなされるとき,それはどんな素晴しい,大きな仕事をすることよりも勝つて,祝福されるものであることを覚えよう.
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