発行日 1951年2月15日
Published Date 1951/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906811
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第1回國家試驗問題の特徴としては次の點があげられる。(1)時間の割に問題數が多い。(2)全部筆記試驗である。(3)記憶よりも理解を中心にした應用のきく點に重點がある。(4)アチーブメント・テスト式で〇つけ組合せはめ込みを主としたもの。(5)器械類は圖式が示されて解答が求められた。(6)實地の體驗と理論の綜合された出題であること等である。第2回以後の國家試驗においても問題の特質,出題傾向は第1回の趣旨と同じものと思われ,第1回よりは多少問題レベルの向上。實地テストの加味などの點が考えられる。以下は發表されない第1回國家試驗間題を受驗者から出來るだけ再生したもので,必ずしも全問題ではなく字句等も出題そのまゝではないが對策の參考として利用されたい。
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