クローズ・アップ
—17か国の助産婦が女性と子どものヘルスケアを討議—第4回ICMアジア太平洋地域会議開かる
pp.793
発行日 1995年10月25日
Published Date 1995/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901327
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去る6月7日,8日の2日間,埼玉県武蔵嵐山の国立婦人教育会館にて,第4回国際助産婦連盟アジア太平洋地域会議が17か国から450名を集めて開催された。地域会議はICMの本大会の中間年に,世界4地域において類似の問題を出しあい,解決に向けて助け合おうという趣旨で開催され,実積を上げている。ちなみに4地域はアフリカ・ヨーロッパ・アメリカ・アジア太平洋の各圏。アジア太平洋地域会議はこれまでインドネシア,香港,オーストラリアで開催,今回は4回めである。
参加17か国のうち,ICM未加盟国から11か国13人の参加をみ,現状などが報告されたが,各国のかかえる問題を共有できたのは大きな収穫である。女性と母子をケアする助産婦のしごとに国境はないことを参加者は実感した。
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