特集 新生児管理の再検討
新生児管理に必要なチェックリストの検討
曽根 せつ
1
,
宮沢 利喜恵
1
1国立霞ケ浦病院産婦人科
pp.21-24
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204485
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
新生児期は人間の生涯を通じて,身体発育上の変化が最も著しく,この期間の取扱い如何は,児の将来に大きく影響するので,きわめて重大なことである。
私たちは新生児の異常を早期に発見し,適正な看護ならびに治療が行なわれるように,不断の観察をし,児の管理に当たらなければならない。しかし,新生児期の重要性を感じながらも,臨床上の実態は忙しさのため,特に観察においては断続的になりがちである。それに観察視点の個人差など,種々の因子も加わるため満足なものと言うことはできない。
Copyright © 1973, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.