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編集後記
pp.96
発行日 1996年1月10日
Published Date 1996/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108033
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・その後色々な事件が続発し影が薄らいだ感もありますが,阪神・淡路大震災後1年経ち,この機にリハビリテーションの立場から実際に震災に立ち向かわれた3人の先生方を交えて,改めて当時を振り返っていただきました.日頃の地域活動が大事なことや,老人・障害者のいない社会は不自然だ,という話には納得です.天災とはいえ死者の半数以上が60歳以上の高齢者だった,女性が多かった,ことなど「弱者」に被害が集中したことは人為的,社会的災害と言え,これまでの社会の有り様を考えさせるものです.
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