特集 排便障害とリハビリテーション
今月のハイライト
pp.105
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102769
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生命維持には食物の摂取が必要である.食事には,楽しみを伴う要素も多く,人々の関心を集めやすい.それにひきかえ排泄は,人々から疎まれる対象になりがちである.とくに排便障害は,排尿障害の医学的深刻さに比べると,医療現場にあってさえ無視されがちである.消化管の疾患による排便障害は消化器外科などの治療対象になるが,高齢者や神経疾患患者などのリハビリテーション分野で遭遇する排便障害には,どのように対応すれば良いのか.この特集では,排便障害に取り組んでいる専門家が,未開拓な部分を含む臨床課題について,それぞれの立場から興味深い解説を加えている.
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