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編集後記
K
pp.100
発行日 2003年1月10日
Published Date 2003/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102684
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今特集は,31巻1号の区切りのいいところで「リハビリテーションのこれまでの10年を振り返り,これからの10年を展望しよう」という企画です.実は私,20巻(1992)の後半からこの雑誌の担当になり今年で丸10年になります.「担当者からみてこの10年」の変化の一番手はパソコンの普及です.10年前はほとんどが手書きの原稿で,なかには超達筆な先生がおりまして社内にそれぞれの担当判読係がいたりしました.今ではそんなこともなくなり,締め切り間際の原稿も催促するとメールであっという間に送られてきて随分助かります.もっとも,コンピュータ特有の漢字変換の間違ったままの原稿とか,キーボード打ちっぱなし・推敲なし風のものもありますけど.変化のもう一つは,「リハビリテーションとは……」で始まる原稿が少なくなったことです.誤解されている面もないこともありませんが,それだけこの10年でリハビリテーションという言葉自体が普及したということでもあると思います.
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