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編集後記
鹿嶋
pp.318
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101217
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逝くものはかくのごときか,昼夜を舎かず…….文字と紙・インクの匂いが好きというぐらいしかたいした理由もなくこの仕事に就いて30数年,そのほとんどを雑誌作りで過ごし,「臨床外科」,「medicina」,「総合リハ」3誌と数は少ないが,後半,本誌担当の16年間は長い.「リハ医学は他の臨床医学と異なって,障害者の医学的な側面ばかりでなく,彼の社会的・歴史的・個人的な生活に関わって,『全人間的な復権』を目指しての包括的なもの,それが魅力だ」は最初の編集後記.この思いは今も全く変わりないが,そこに携る先生方はさらに魅力的.周りは田畑だけ,娯楽設備など何もないからお酒を飲むしかなく,夜更けまで雑誌の将来についての喧々諤々,秋田,強首温泉の編集会議など懐かしい.冷汗ものの失敗は数限りなく,楽しみ過ぎだよ,という声を後ろに,担当者が楽しくなければ読者が楽しいはずはないと屁理屈で躱しての雑誌生活,長いお付き合い大変ありがとうございました.(時間ですよー) え?はい.では,そろそろお後が宜しいようで.
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