特集 投球障害を捉える—動作,機能解剖,エコーの活用,予防に対する理学療法士の英知
EOI(essences of the issue)
pp.496-497
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201891
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投球動作は下肢からボールへの流れがある複雑な動作であるため,要素主義による対応にも限界がある反面,パフォーマンスのアウトカムデータが確立されているとは言えない.しかしながら障害をみる視点の違いにより,マクロ,ミクロ,予防,治療などさまざまな観点からの工夫がなされてきた.モーションキャプチャーやエコーなどを用いる新しい観点やフィールドで利用可能な類似点からモニタリングする理学療法士の英知が結集する領域でもある.人の動きを深く知るための絶好な話題であり,他のスポーツ動作の目標にも数えられる.
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