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編集後記
大川 弥生
pp.230
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105773
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年度のおわりの3月になったが,今年度は世紀末から新たな世紀へのかけ橋となった年度である.リハビテーション(以下リハと略す)についても,回復期リハ病棟という,ADL重視というリハの原点のもとづく新しい制度ができた.
回復期リハ病棟は病棟でのADL訓練を重視するものである.本誌では既に1995年に「病棟訓練」の特集を組んできた.その後,本誌の姉妹誌ともいうべきOTジャーナルでも病棟訓練の特集が組まれ,病棟訓練の重要性が再認識される様になってきた.そして今回病棟を“集中的リハアプローチをする場所”と位置付けた回復期リハ病棟がスタートした.本誌もこの様な流れを作る一助として貢献できたのではないかと本誌編集委員の一人としても嬉しい限りである.そしてまた,本号での回復期リハ病棟の特集が新たな動きを生む契機になればと期待している.
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