発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903922
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現在,多くの病院で緊急検査が施行されているが,検査項目や検査法はまちまちであり,かつ各種異なった機器・試薬が使用されている.また,緊急検査を行う臨床検査技師もルーチンとは別の検査をすることになり,日ごろ慣れていない検査を緊急に行わなければならない状況にある.最近は緊急検査項目も増えてくる一方であるし,検査法も日進月歩である.しかし,このような変化の激しい環境で,救急や重症の患者に,常に精度の高い緊急検査結果を提供することが検査室に要求されている.
本増刊号はこのような緊急検査の状況の中で,“より迅速に,より精度の高い緊急検査が実際にできるように”という意図で企画された.時代に即した検査書であると考えているが,いかがなものであろうか.
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