技術講座 微生物
微生物検査の基本技術:用手法による同定
谷道 由美子
1
1日本大学医学部附属板橋病院臨床検査部
pp.20-29
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208870
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Point
●質量分析や自動機器による同定が主流となっても,用手法がなくなることはない.
●腸内細菌目細菌の確認培地はTSI・SIM・VP・Cit・Lysineの性状を覚えることが基本だが,菌種によってはポイントとなる性状のみで同定可能である.
●偽陽性や偽陰性,非特異反応を起こさせないための条件や知識を習得することが,用手法においては重要となる.
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